性行為感染症

性行為感染症とは性行為によってうつる病気です。排尿時に痛みがあり、尿道からうみが出る尿道炎(クラミジア、淋病)やペニスにブツブツのできるコンジローマなどがありますので、心当たりがあれば受診して下さい。また、パートナーが病気になった場合も、必ず専門医を受診して下さい。

クラミジア

クラミジアという微生物が、尿道炎などの症状を起こします。潜伏期間は1週間~3週間で、排尿時に尿道の違和感(痒みから軽い痛みまでさまざま)がでたり、透明な膿が出たりします。精巣上体炎を起こすことがあります。のどに感染することもあります。クラミジアは、感染していても症状がでない場合があるので、注意が必要です。

淋病

淋菌という細菌が、尿道炎などの症状を起こします。潜伏期間は2日~1週間で、排尿時に尿道に強い痛みが出て、白~黄色の膿がでます。精巣上体炎を起こすことがあります。のどに感染することもあります。クラミジアより症状が強く出ますが、まれに感染していても症状がでない場合があります。

尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルスに感染して、性器やその周辺に小さなイボができます。進行すると、乳頭状、鶏冠状の外観を呈します。潜伏期間は3週~8ヶ月です。多くの人は、ヒトパピローマウイルスに感染しても症状がでません。

単純ヘルペス

単純ヘルペスウイルスに感染して、口や性器に痛みのある水ぶくれができます。潜伏期間は2日~10日で、発熱、だるさ、頭痛、鼠径リンパ節の腫れをともなうことがあります。単純ヘルペスは、感染していても症状がでない場合があります。

梅毒

スピロヘータという微生物による、全身に症状が出る感染症です。潜伏期間は3週間で、3mmから3cmの痛みや痒みがないできもの(初期硬結)ができ、次第に中央がえぐれていきます(硬性下疳)。さらに進行すると、手のひらや足のうら、体に赤い発疹ができます(バラ疹)。梅毒に感染していても、症状がでないこともあるので注意が必要です。

毛じらみ

毛じらみが陰毛に寄生して血を吸うことで、陰部が痒くなります。潜伏期間は1ヶ月~2ヶ月で、毛の生え際に小さな発疹がでることがあります。

HIV感染症

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することで、体の抵抗力が次第に弱くなり、さまざまな感染症(日和見感染症)を発症します。潜伏期間は10年以内ですが、急性症状として、感染して3週~6週間後に、6割の人に風邪と同様の症状がでます。

急性A型肝炎

A型肝炎ウイルスが肝臓の炎症を起こします。潜伏期間は1ヶ月で、発熱、だるさの症状がでて、白目や皮膚が黄色くなります(黄疸)。

急性B型肝炎

B型肝炎ウイルスが肝臓の炎症を起こします。潜伏期間は2ヶ月~3ヶ月で、だるさがでて、白目や皮膚が黄色くなります(黄疸)。

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